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APEX シリーズ

APEXは地上受信システムから画像処理までを統合した合成開口レーダ(SAR)処理システムであり、次の処理が含まれます。各処理はモジュールとして独立しています。

●SARシミュレータ  ●SARプロセッサ  ●各種SAR画像処理



SARシミュレータ

フェーズ・ヒストリカル・シミュレータScatterは、衛星搭載の合成開口レーダ(SAR)システムのScanフェーズ・ヒストリカル・データをシミュレートするソフトウェアです。
Scatter を使用しERS-1/ERS-2、JERS-1、RADARSAT、ENVISAT-ASARまたはユーザ独自のセンサを対象として地形やターゲットのSAR画像およびフェーズ・ヒストリー・データをシミュレートできます。陸域はDEMとランド・タイプ(地面のタイプ)を考慮し、海面は、その動的な特性を考慮しシミュレーションします。
ScatterのDEMエディタは、様々な投影法と解像度のDEM、モザイクされたDEMあるいはシミュレートされた平坦なDEMを入力できます。 Land Type Editorを使用して地面を誘電率や散乱特性が異なった領域に区分できます。また、Target EditorではMicroStation CADソフトウェアから作成された3D CADモデルを扱うことも可能です。

Spotlight SAR Simulator

Spotlightモードのフェーズ・ヒストリカル・データをシミュレートするためのモジュールとして、Spotlight SAR Simulator があります。


■ ScatterでシュミレーションしたSAR画像を再生処理した画像:

陸域はDEMを使用し、一様な散乱特性として、海域は荒海として処理されています。
挿入イメージはターゲットとしている船の拡大です。

 



SARプロセッサ

FOCUS LEVEL 1 SAR Image PROCESSORは、Envisat-ASAR、ALOS-PALSAR、Radarsat、ERS1/2、およびJERS1のための高性能かつ生産性の高いSARプロセッサです。
高性能のドップラー・アナライザは多様なアルゴリズムを利用し高精度のドップラー・エスティメーションを実現します。

SWATH ScanSAR PROCESSORは、Radarsat、ALOS-PALSARおよびEnvisat-ASARのScanSARモードのための高性能かつ生産性の高いSARプロセッサです。
高性能のドップラー・アナライザは多様なアルゴリズムを利用し高精度のドップラー・エスティメーションを実現します。

Spotlight SAR Processor は、Spotlightモードのための高性能かつ生産性の高いSARプロセッサです。


SAR画像処理

SARインターフェロメトリ・プロセッサPhaseは、ERS、JERS、RadarsatおよびEnvisat等のSAR衛星から数値標高モデルやcmレベルの変位マップを作成するスタンドアロン・ソフトウェアです。
スタンドアロン・モードでは、Phaseは高度なインターフェロメトリー処理により、適切なインターフェロメトリック・ペア・データから位相差を正確に測定し、DEMや変位マップを作成します。


■インターフェログラムが氷河の動きの複雑なパターンを示しています。(アラスカ)

 

 

 

VexcelのOrthoSAR Level 2 PROCESSORはEnvisat- ASAR、ALOS-PALSAR、Radarsat、ERS1/2、およびJERS1のための高性能かつ生産性の高い合成開口レーダ(SAR)正射補正プロセッサです。